ヨコスカアートアワード2024 三浦半島プラン受賞作品展2025年3月4日(火)〜3月23日(日)10:30〜18:30※毎週月曜日、木曜日休廊会期中、草山歩が公開制作を行います。三浦半島に関する観覧者の大切なもの聞き取り、絵画にして発表します。

【関連企画 1】トークイベント「刻む~学芸員と語る三浦半島」3月8日(土)14:00〜15:00草山歩(アーティスト)× 瀬川渉(横須賀市自然・人文博物館学芸員)場所:ヨコスカアートセンターライブ配信URLはこちら

関連イベントとして、横須賀市自然・人文博物館学芸員 瀬川渉氏とトークイベント「刻む~学芸員と語る三浦半島」を行います。
草山歩が大切な三浦半島の思い出を聞き出して絵画を制作しているフィールドワークを瀬川渉氏が民俗学の観点を踏まえたクロストークを行います。

※参加無料、申込不要。
※会場のスペースおよび椅子に限りがありますので、混雑の場合は立ち見になります。
※ライブ配信を予定しています


【関連企画 2】公開取材「海と創作~三浦の漁師を招いて」3月15日(土)16:00〜17:00草山歩(アーティスト)× 鈴木尊士(三浦の松輪・間口漁港の漁師)場所:ヨコスカアートセンターライブ配信URLはこちら

草山歩が公開取材を行い、語られた思い出を絵にします。三浦・松輪漁港の漁師 鈴木尊士氏が「語り手」として、約1時間の公開取材を行います。

語り手:鈴木尊士
漁師。1978年、三浦市生まれ。父の後を継いで中学卒業直後から操業し、三浦半島南東部の松輪・間口漁港でアジやタチウオ、キンメダイやサバなどを釣っている。漁の合間に独学で、魚や海を題材にしたイラストや川柳を制作しており、新聞や雑誌への投稿掲載実績も多数。「漁師だからこそ見える景色」を大切に、地元で創作活動を続ける。2021年、神奈川歌壇・俳壇・柳檀年間賞(柳檀部門)第一席受賞。

※参加無料、申込不要。
※会場のスペースおよび椅子に限りがありますので、混雑の場合は立ち見になります。
※ライブ配信を予定しています。


ヨコスカアートセンターでは「ヨコスカアートアワード2024三浦半島プラン大賞グランプリ」を受賞された草山歩氏の受賞作品展を開催します。

草山歩はこれまで地域を歩いて回り、その土地ならではの歴史や文化、また聞き取り調査で得た内容をもとにイラストや絵画を制作する活動を行っています。近年では、この活動を「ご当地イラスト」と名付け、三浦半島を含む神奈川県内の土地を主な題材にしています。
新聞記者でもある草山は培った取材力を活かし、単にその土地の1つの要素を題材とするのではなく、そこから関連する歴史や文化にも目を向け、点と点を結び、線として紡ぎ出すような作品を制作しています。こうして制作されたイラストや絵画は、流れるような物語を感じさせます。
今回の展覧会では、期間中にヨコスカアートセンターへお越しになられた観覧者一人一人に聞き取り調査を行い、その人にとって大切な三浦半島の思い出を聞き出し、それを絵画にして展示します。会期中に展示される絵画はそれぞれが点と点として結びつき、この地域ならではの線、つまりはこの地域の人々の営みとして垣間見えます。

草山歩 作品イメージ

草山歩 Ayumi Kusayama

私は神奈川のローカル企業(県内各所に拠点がある地元新聞社)に新卒で就職してから約14年、記者の仕事で地元の人たちから文化や歴史について聴き、休日は地元に関する絵を描き、二足のわらじで地域と向き合ってきた。ライフワークは、県内地域を題材にしたご当地イラスト。中でも三浦半島は特に思い入れが強いエリアである(仕事で担当したことや壁画を描いたこともある)。今回、地域で初個展を開き、地域の人たちが語る「三浦半島」の記録を聞き取り、アートという形で残したいと思った。既存の作品を壁に並べるほか、来場者が思う三浦半島のモノやコトについてその場で聞き取り、イラストにして展示する「参加型パフォーマンス」を行う。難しい理念は掲げず、三浦半島の人たちに「やっぱり地元っていいね」「地元にも、まだまだ知らない魅力があるんだね」と感じてもらうことを目指す。

略歴・活動歴

1988年生まれ、神奈川県厚木市出身。2011年青山学院大学文学部卒業。大学在学中からイラストレーターとして活動したのち、神奈川新聞社に記者職で就職。以来〝二足のわらじ〟で、公募型コンペを中心に作品を発表している。ライフワークは「イラスト×地域活性化」。地域について綿密に調べた上で、可能であれば実際に訪ね、歩き回って写真を撮り、イラストにまとめるスタイルで制作している。神奈川県内を扱った主な作品に「横須賀市の大型壁画『スカジェニポップ』デザイン」(2022)、「鎌倉ビール限定ラベル『湘南の休日』デザイン」(2023)、「Fm yokohama情報誌『STATION BREAK』表紙デザイン」(2012)など。新聞社では県警担当、足柄下郡取材担当、遊軍、「横須賀・三浦版」のレイアウト担当などを経験。2019年からは読者投稿欄の編集をしながら、県内各地の読者を訪ねるインタビュー企画を続けている。新聞記者としての受賞歴に、JCJ賞(2016、取材班名義)、ファイザー医学記事賞(2018、他1人と連名)がある。

2024年 神奈川県横浜市・鶴見小野エリア「鶴見パブリックアートプロジェクト」参加、商店街でシャッターアート制作
2024年 神奈川新聞×江ノ島電鉄「プレイバックえのでん」挿絵、デザイン、編集、レイアウト
2024年 神奈川県横浜市・株式会社イージェーワークス主催「SHONAN NFT アートコンテスト」優秀賞
2024年 神奈川県横浜市・日吉商店街主催「日吉アートコンテスト」優秀賞
2023年 神奈川県横浜市・株式会社イージェーワークス主催「SHONAN NFT アートコンテスト」鎌倉ビール賞
2022年 山口県萩市・萩城下町マラソン大会実行委員会主催「萩城下町マラソン2022参加記念ロゴマークコンペ」最優秀賞
2022年 東京都青梅市・青梅青年会議所主催「看板デザインコンペ」最優秀賞
2023年 神奈川県横浜市・株式会社イージェーワークス主催「SHONAN NFT アートコンテスト」優秀賞
2022年 神奈川県横浜市・日吉商店街主催「日吉アートコンテスト」優秀賞
2022年 神奈川県横須賀市主催「よこすか海岸通りストリートキャンバスウォールアート(デザインコンペ)」最優秀賞
2015年 神奈川県小田原市・柳屋クリーニング店「壁画制作プロジェクト」参加、オリジナルTシャツデザイン
2013年 宮城県石巻市・こどもみらい通信社「石巻日日こども新聞」一面記事下広告デザイン
2012年 福島県主催「福島県産品復興支援クレジットカードデザインコンペ」最優秀賞
2012年 神奈川県横浜市・Fm yokohama主催「STATION BREAK 表紙デザインコンペ」最優秀賞
2006年 まんが甲子園支援プロジェクト主催「まんが甲子園ブックバージョン」牧野圭一賞

草山歩 作品イメージ

草山歩 展示プランおよび過去作品

ヨコスカアートアワード2024

<主催>
art contacts(ヨコスカアートセンター運営)
株式会社コトマノ

<協力>
上町商店街連合会
株式会社タウンニュース社横須賀支社

<後援>
横須賀市
横須賀市教育委員会
神奈川文化プログラム認証