ヨコスカアートセンター オープンスタジオ当事者意識への加入2021年10 月 1 日(金)15時から、10月2日(土)、10月14 日(木)、10月15日(金)、10月16日(土) の5日間10:30〜19:30
ヨコスカアートセンターでは緊急事態宣言の解除に伴い、10 月 1 日(金)15時から、10月2日(土)、10月14 日(木)、10月15日(金)、10月16日(土) 5日間 ヨコスカアートセンター オープンアトリエ 当事者意識への加入を開催します。本企画はヨコスカアートセンターでの展覧会場と制作場所の紹介を兼ねた企画となります。
ヨコスカアートセンターでは今後、国内のアーティストが横須賀市に滞在して、市内のリサーチを行って制作して展示するといったアーティスト・イン・レジテンスを予定しています。滞在アーティストと地域の方々の交流をもたらすことを念頭に、「横須賀市をリサーチ」「制作場所」「展示場所」を具体的に紹介し、まずはアーティスト・イン・レジテンスがどのようなものかを地域の方々に知っていただきます。また本展開催に伴い、ヨコスカアートセンター2Fスタジオを開放し、「証明写真が撮られそうで撮られない」ワークショップを開催します。参加無料。予約不要。
今回の企画における展示作品は越中正人によりヨコスカアートセンター2Fスタジオで作られた写真作品「当事者意識の加入 – Speeches about Covid-19 by world leaders.」、映像作品「「technical intern trainee single channel “HOPE” edited version.」、また現在、アーティスト・イン・レジテンスに参加中の長谷部勇人の制作中の作品「蜜蝋クィーン」の一部分を紹介します。
越中正人 Masahito Koshinaka「当事者意識の加入– Speeches about Covid-19 by world leaders.」

コロナウィルスに対する懸念として身近なところから自国、世界や将来を愁いることがある。また、全人類のコロナウィルスに関するイデオロギーのような理念を把握して理解、共有しようとも思う。しかし、実際に他国のリーダーがコロナウィルスに関することを話したとき、同じようなことを話しているにも関わらず聞き入れる国もあれば全く他人事のように聞き入れない国がある。理念と当事者意識は似て非なるものと改めて実感した今、そもそも当事者意識の加入について深く考えるようになった。
- 作品制作:2021年
- サイズ :60 × 60 cmもしくは80 × 80 cm
- 作品素材 :digital print, photograph mount
越中正人 越中 正人「技能実習生シングルチャンネル「HOPE」編集バージョン。」

本作は2018年に発表した3つの画面の映像インスタレーションを1つの画面にまとめて再編集したものだ。これは、ベトナム国内の中でもその間地方のベトナム人が日本の企業に雇用されるために、悩みの借金をして日本について教育を受けるための施設だ。
- 作品制作:2021年
- 作品素材: HD シングル チャンネル ビデオ & サウンド、7:50

長谷部勇人は2022年1月末にヨコスカアートセンターで開催される展覧会のために複数回に分けてアーティスト・イン・レジテンスを行い、横須賀をリサーチし汐入1丁目から5丁目の谷戸を調査し、限界集落のいやん、自分が谷戸に住むことを想定した際、現在の自分の生活との過不足を考えて、蜂の巣構造の「谷戸」をイメージした作品を制作している。
- 作品制作:2021年
- サイズ :12 × 9 × 9 cm
- 作品素材 :蜜蝋